TOCfE国際認定プログラム 2017新橋 #6 想いを戦略へ変換する

BGM: 碧き孤島のアングゥィス

はじめに

この記事の注意事項

#1 はじめに

図の全体像

エイトフレームアウトカムとATTの全体図

第1部

GWということで先週はお休みしましたが、アンビシャスターゲットツリー編の開始です!! アンビシャスターゲット(目標)がどんなものであるかは第1部を読んで貰えればわかります。わかるはず・・・。わかって欲しいなぁ。 もし、わからなければ訊いて下さい。言語化できる範囲で回答します。
というわけで今回は、エイトフレームアウトカムから、どうアンビシャスターゲットツリーに変換したのかを語っていきます。

では、変換の解説スタートです。

アンビシャスターゲット

“参加者が考え悩み自分の答えを出さざる負えない場”
として、私がその一日を支配する

修正後のエイトフレームアウトカムの目標を素直にそのまま移行した。 手間をかけて精査したんだから、このタイミングで変更を加えたなら、エイトフレームアウトカムを上手く使えていなかっただけだよね。 本当に何にも考えずにアンビシャスターゲットに持ってきた。 アンビシャスターゲットツリーを描き進めていくうちに何か違和感を覚えたなら、その違和感に従って再び精査すればいい。 それに、正直なところ、エイトフレームアウトカムで十分疲れたから、ここでまた「これは本当にアンビシャスターゲットなのか?」とかやりたくない。ツリーにする前にアンビシャスターゲットを書くだけで心が折れてしまう。 アンビシャスターゲットツリーの手順的に、アンビシャスターゲットの精査方法が甘いなと思ったから、エイトフレームアウトカムを使ったんだしね。 "メタアウトカム"を踏まえたアンビシャスターゲットを使えば、描き出しの精査として充分だと思う。

これってWin-Winなの?

このアンビシャスターゲットに対して「これってWin-Winなの?」という疑問が湧いた人はいるかな? TOCを齧ったことがある人な、疑問が出てきたんじゃないかと思う。齧ったことがなくても「相手の気持ちを考えてない」的な印象を持ったんじゃないかと。結論から言えばこれはWin-Win。但し、「TOCfE国際認定プログラムを通じて"考える"という行為を体験し実感し理解し身につけ人に伝えられるようになる」という考え方が共有できていれば。もっと簡単に言うと「自分の成長を目的の最優先事項に掲げている」ならね。
そもそも"考える"ということができて、人に伝える事ができるのならば、受講者としてTOCfE国際認定プログラムに来る必要がない。おなじくファシリテーターもTOCfEファシリテーショントレーニングを受けてTOCfE国際認定プログラムにファシリテーターとして参加する必要がない。おなじく講師すらもわざわざTOCfE国際認定プログラムなんて場を用意しなくても可能である。だからこそ、参加者は「自分で考え悩み自分の答えを出す」必要があるし、ファシリテーターは「受講者が考え悩み自分の答えを出すサポートをする」必要がある。そして、講師は様々な背景や価値観を持った受講者・ファシリテーターがいる中で、今の自分の価値観や視界を目一杯拡張し、どんな背景や価値観の人が来ても、その価値観を自分の視界内に収めた上で「“参加者が考え悩み自分の答えを出さざる負えない場”として、その一日を支配する」必要がある(受講者の価値観を講師の価値観に押し込めるのではなくて、講師の価値観を拡張して受講者の価値観を講師の手のひらの上にする)。

逆に"Win-Win"が成立しないケースもある。「提供者が受講者を持ち上げ、おだて、おべっかを使い受講者の気分を良くする場」を1番の目的とする受講者・講師・ファシリテーターとは相容れない。修了証さえ貰えればいい受講者・講師・ファシリテーターとも相容れない。目的が乖離しすぎているため、"Win-Win"の成立条件である"私たちで考える"が成り立たない。"私たちで考える"を成り立たせる準備もしきれない。私が担当のクラウドはこの状況を打開するためのツール"でも"あるわけだけど、クラウドクラウドとして機能させるには本音が必要である。そして、"Win-Win"が成立しない方々は、得てして「学びがー」「考える力をー」といった「お客様扱い」や「紙」という本音とは懸け離れたものを、かたくなに口では言い続ける。もちろん素直に本音を言う人もいるけど・・・全員に期待するのは無理がある。クラウドに解決策の評価に"Win-Win"以外によろしくない解決策のパターンがある。このケースはそのどのパターンにも当てはまらない。
"綱引き"ですらないもの"No-Deal"だから。


障害(Obstacles)候補

全体図では障害候補と障害をわけた。理由は「思いついたもの」と「精査したもの」をわけたかったのと、精査して除外されたものも記録として残したかったから。まず、障害候補になったのはこれら

  • エンターテイメント性を求めすぎて学ぶべき事が疎かになる
  • 私が認定PGのクラウドの流れを掴んでいない
  • 認定講師の経験
  • BC講師の経験
  • 公式テキスト完全準拠のトレーニング実施
  • 公式テキストの内容の把握
  • 認定準備に回す時間

ほとんどが"足りないリソース"で、それに対して+αしたものなっている。でもこれには肝心なものが入っていない。エイトフレームアウトカムには"足りないリソース"よりもに明示的に目標達成を阻害しているものを出すステップがある。"制約"。なぜ"制約"を入れなかった?



入れない理由を思い出せない。想像するに・・・疲れたんだろうな・・・。"障害候補"にはないけど"障害"には"制約"に対応するものが入っているので、疲れていたものの、押さえるところは押さえていた・・・はず。
"足りないリソース"と"制約"以外にも"障害候補"になるものがある。エコロジーの"悪いこと"。この悪いこと自体は、目標達成後に起こる悪いこと(悪い副作用)なので、目標達成を邪魔する"障害"とは別物なので注意がいる。他者が描いたアンビシャスターゲットツリーを見ると、"障害"に"悪い副作用"が描いてあることがある。でも、この二つは別物なんだよね。その事柄が存在する時間が違う。目標達成の前と後の違い。だから"悪い副作用"を"障害"に書くのは好ましくない。好ましくないけど、絶対にダメというわけでもない。好ましくないのは、"悪い副作用"をそのまま書くこと。"悪い副作用"に対する恐怖があって、その恐怖心が目標達成を邪魔しているなら「"悪い副作用"に対する恐怖」としてを障害に書く。「"悪い副作用"に対する恐怖」は目標達成後に発生するのではなく、目標達成前に発生するものだから。


まとめ というか 後記

先週休んだ理由はGWだったからではなく・・・メンタル的に病みモードに入っていたから!! ( v ̄▽ ̄) イエーイ♪
「好きなことを好きなように書くから、内容に揺れはあっても書くことはできるだろ」と思ってましたが無理でしたね。 みなさんも心身共に注意を払いましょう。

次回予告

次回は障害です。数が多いので、たぶん1回では終わりません。何回になるかはわかりません。 可能なペースで書いていくのでお付き合い下さい。

ではではー。

TOCfE国際認定プログラム 2017新橋 #5 始まりの終わり

はじめに

この記事の注意事項はこちら #1 はじめに

図の全体像はこちら エイトフレームアウトカムとATTの全体図

エイトフレームアウトカム編の最終回です!! 今回はリソース、障害、メタアウトカム、最初の一歩の4本立て!! 気合いが入っている・・・わけではなく、この段階で書くことがあまりないからです。 では、はじめましょう

リソース

ここでは、物でもスキルでも人でも何でも、目標のために使えてすでに持っているリソースと目標のためには足りないリソースを出していきます。
このエイトフレームアウトカムを書いたときは「とにかく思いつくものを書く」を重視して「必要かどうか」や「何をもって足りると言えるか」は無視しました。理由は簡単で「役立つのに役立てる機会を逸する」を避けるためです。粒度は、細かすぎると数が多すぎるし、大雑把過ぎても何を指すか解らなくなるので、その時の直感で表現してます。だから、ものによってまちまちな粒度になってます。結果、「色々ある」「で、これは具体的に何をどう使うんだ?」なんてことになりました。

では、解説に入りまーす。


もっているリソース(物)

  • 最新のテキスト

はい、これは持ってないと困りますw これを使うんだしね。


もっているリソース(人)

  • 認定講師経験者
  • 認定参加者
  • 認定スタッフ

雑 !!
この記事にする際に支障がでるけど、実名で書いてよかったと思う。他でエイトフレームアウトカムをやるときは実名だし、他の人がエイトフレームアウトカムを出すのをサポートするときは実名やニックネームやイニシャルでやるんだけどなぁ。エイトフレームアウトカムを書いたときに少なくとも一部の関係者には見せるつもりでいたので、日和ったんだと思う。


もっているリソース(スキル)

  • BCでの総括/講師の経験
  • BCのQAで回答者最後の砦の経験 最後に応える人として、質問者の反応を観察する
  • fEツールを教えるノウハウ
  • fEツールを使用するノウハウ
  • NLPベースでの思考
  • Agileベースでの思考
  • Agile Coaching
  • Agile Retrospectives
  • 相談室での経験
  • 対個人

やっぱり雑 !!
でも、これくらいで良いのかも。むしろ、具体性を出そうとして、細かすぎさを避けたい気持ちとコンフリクトした結果「○○○ベースの思考」とか意味不明なものがでてきる・・・orz。この意味不明な言葉を出すのに悩んだ記憶があります。他の人が見て意味がわからなくても良いから、まずは出してみる方がいいね。
ところで「対個人」って何????


足りないリソース

  • 認定講師の経験
  • BC講師の経験
  • 公式テキスト完全準拠のトレーニング実施
  • 公式テキストの内容の把握
  • 認定準備に回す時間

これが一番リアルだね。
足りないリソースでは、まず足りないものを出したあとで、対応方法や何がどう不足しているかを出してる。 それらに加えて、どうなれば足りるのかを補足していきます。

認定講師の経験

これは0,1で考えてた。経験が充分かどうかではなく、あるかないか。どんだけ観察や下調べしても経験しないとわからないものはあるからね。経験してもわからないものはあるけど。

BC講師の経験
└ 最近やっていない
  └ 対策
    ├ 練習?
    └ 無くても大丈夫な様にする
      └ 参加者の観察を頼む
        └ 遊撃ファシリ&講師に前から表情を観察してもらう

ブートキャンプの講師は滅多にやらない。ブートキャンプでは講師&取り纏め陣のフォローや質疑応答や最後のまとめが主な役割なのでツールを教えるってのをやってない。毎月見てはいるけど、実際にやってるわけではないので、ブランクありと判断した。過去1年以内に1,2回でいいからやっていれば、足りないに入らなかったと思う。
実際には練習をしてない。取ったアクションは「無くても大丈夫な様にする」なんだけど、具体的にやったことはこれと違って、TrT描きとその実行だった。その際にBC講師の経験はやくだったので・・・"足りないもの"だったかどうかは不明かな。

* 公式テキスト完全準拠のトレーニング実施
└ TrT
  ├ 非BCのやり方に慣れてない
  └ 公式テキストが何を目指しているのかを知る

ブートキャンプは基本的に公式テキストブックをベースに組み立ててるけど、完全に同じではない。例えば「学習のサイクルは採用しているけど実装が違う」「クラウドでA-B&A-Cの仮定と解決策の評価をやらない」とかね。タイムテーブルは各回でほぼ同じだけど、スライドや話す内容は講師の趣味が存分に入る。それに対して、今回のコンセプトの一つに「公式に極力準拠」と言うのがあったので、スライドもテキストも可能な限り従わなければならない。
これも0,1な考えだけど「完全準拠でできる」と思えれば足りると言える。ということは、正確に書くと「完全準拠でできるという自信」なのかな。

* 公式テキストの内容の把握

結構、内容をおぼえてる方です。「それはテキストに書いてあるよ」「それはテキストで説明されてない」ってちょくちょく言ってるしね。とは言え、暗記が苦手なので、暗唱できるとか、何ページか解るとかはない。記憶から欠落している部分を認識できていればOK。具体的な文章がでてこなくても「それって書いてあったよな」程度に頭に入っていればOK。
これはクラウドの章の全ページ(事例除く)でTrTを描いたことでクリアした。

* 認定準備に回す時間
└ BCの運営
└ 他色々

( ̄∇ ̄;)ハッハッハ あちこちに首突っ込み過ぎ。 (解説しろよ)


制約

ここで言う制約とは「アクションを妨げている物」「ATTで言う障害」と思って下さい。「TOCにおける制約とは(ry」なんてツッコミを入れる輩は​ご逝去あそばしやがれ。

  • 他のやりたいことと、その量
  • その場で自分をコントロールできない可能性への恐怖
  • NPOへの反発感
他のやりたいことと、その量

( ̄∇ ̄;)ハッハッハ あちこちにk(ry (解説しろよ)

その場で自分をコントロールできない可能性への恐怖
└ 1日がかりだから、体力精神力的に余裕がなくなる
  ├ 仲間が助けてくれる
  ├ 質問返し
  └ 仲間に振る

ここでいうコントロールは「受講者やファシリテーターの細かい所まで管理する」という意味ではなく「大混乱が起きて収拾が綱なくなる」という意味で書いてる。あくまで恐怖感なので、対策ができていて大丈夫と思えればいい。この恐怖感もATTやTrTに反映して仕込みを入れてた。終わってみれば、対策の範囲に収まってしまって、ちょっと面白くなかったな。
一応な感じで「仲間が助けてくれる」「質問返し」「仲間に振る」と書いてるけど・・・とりあえず出しておいただけ。特に「質問返し」はねぇ。何か美しくないんだよね。受講者が考え抜く場にはふさわしくない。一対一でマウンティングを取るには便利なやり方なんだけどさ。一対多で大勢を圧倒しつつ「私を乗り越えてみよ」と言える場にできるなら「質問返し」でもいいんだけど、これって一対一な効果しかないよね。

NPOへの反発感

「介入してきたら、拒否すればいいや」と思うことにした。実害がない状況でイライラしても無駄に疲れるしね。結果として国際認定プログラム新橋としては杞憂だった。それで油断したらシンポジウムの頭のいかれたタイムテーブル目にすることになったわけだけどw

メタアウトカム(この目標達成する意義)

  • 将来活躍した人がインタビューを受けたときに「中大和に世話になった」と言う未来へ近づく
  • 公の場で動く自信が付く
  • NPOが深く絡む場を楽しめる様になる
将来活躍した人がインタビューを受けたときに「中大和に世話になった」と言う未来へ近づく

これはだいたいあってる。だけど正確では無い。「活きてて良かったな」の実感方法を書き表してみたらこうなった。 間違ってはいないけど、これだ感が足りない。 TOCfE関連に限った話では無く、この先にあるものが私の命題なんだろうな。

公の場で動く自信が付く
└ 自分の名の下に対外イベント/商売できる

これも間違ってはいないんだけどね。 儲けたいというより「面白い事やって生きてけたらいいな、TOCfE BCとか面白いし、似た何かで糧を得られたらいいな」 他に面白い事があればそれでいい。 ということで、メタとしては弱い。

NPOが深く絡む場を楽しめる様になる
└ ツッコミ
  └ ほんとにメタアウトカム?

とってつけたメタアウトカム!! 案の定、見せた人からは「ほんとに?」と訊かれ、私の回答は「ないな」w

最初の一歩

  • これはATTやるなら不要かな

不要ではない。「このエイトフレームアウトカムを元にアンビシャスターゲットツリーを描く」だね。


まとめ

何とかエイトフレームアウトカム編が終わりました。ノリと勢いで始めたものエイトフレームアウトカムを見返すと痛い痛い。どのステップも無理矢理ひねり出した感があります。ひねり出した甲斐もあって納得感がある目標

“参加者が考え悩み自分の答えを出さざる負えない場”
として、私がその一日を支配する

にたどりつきました。 これがなかったら、お座なりな講師だったんだろうなと思います。 文句や不満がある人もいるだろうけど、これが私のJusticeだったわけです。

次回予告

次回はからアンビシャスターゲットツリー編です。一番気持ち悪いことが描いてあるんだろうなぁ...。気が重い。気が重いけど書き残しておきたいものではあるので書きます。 ではでは〜。

TOCfE国際認定プログラム 2017新橋 #4 どんな影響があるのか?

はじめに

この記事の注意事項はこちら #1 はじめに

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エコロジー(影響)

わたしにとっていいこと

認定の講師をやったことで起こる(はず)私に取っていいこと。

  • 認定PGを楽しめる様になる
  • BCとは異なる層(IT特にAgile系知り合い)への伝え方が身につく
  • 1日通しの講師の自信が付く
  • ツッコミ

もっと色々と思いつくものはあったはずなんですけどね。文字に起こし始めると出てこないもんです。では、解説を。

認定PGを楽しめる様になる

この回の国際認定プログラムは楽しめるだろうね。実際に楽しめたしね。あくまで2017年新橋回はね。
これは単なる私の願望。私が講師をやらない回が私が楽しめる場になる保証は一切ないわけだし、むしろ講師をやってしまったが故にたくさん不満が出そう。「講師のオファーがあった。だから自分は講師にふさわしいレベルなんだ」みたいなことをほざいた人がいたらしいです。そんな人が講師をやる回は、楽しめないだろうね。なので、関わる以上は楽しみたい。そんな願望。

BCとは異なる層(IT特にAgile系知り合い)への伝え方が身につく

これ何か出さなきゃと思って書いてるよね。ブートキャンプと国際認定プログラムって参加者の層が違うんですよ。ブートキャンプは「自分から知識を取りに行く人」や「普段は自分から知識を取りに行かないけど今回は取りに行く覚悟を決めた人」が多い。でも、国際認定プログラムは「証書が欲しい」や「言われたから来ました」な人が多い。人を厳選した2017年新橋のファシリテーターでも「証書が欲しい」が理由の人がいたみたいだし。「そういう人達に届く言葉を発せられるのか?」「どうすれば届くのか?」を試して身につけたいという、願望だね、これw
括弧書きは・・・日和っただけだと思うw

1日通しの講師の自信が付く

「但し、完遂できれば」という注意書きが入る。1日通しで一人で講師って体力的に厳しい。でも、できたなら自信着くよねって話です。やってみて思ったことは、1日通しで一人で講師をやってできないことはないけど、覚悟と準備がないと無理!。ブートキャンプで一人でコンテンツを作り1日通しで一人で講師をやってのける某氏には「頭おかしい(褒めてる)」みたいな感想を送った記憶があります。 自信までは行きませんが、"できる"とは思いましたよ。

ツッコミ
  準備で何が起こる。

意味不明w
準備とかのレビューで何かツッコミを受けて予想しない何かがおこる。 そんな感じかな?


わたしにとってわるいこと

認定の講師をやったことで起こる(はず)私に取ってわるいこと。

  • TOCfEの人感が今までより強くなる(参加した人に)
  • 当たり障り無く無難に認定の講師をやることを期待される様になる
  • TOCfE(特にNPO)に取られる時間が増える
  • ツッコミ

もっと色々と思いつくものはあったは(ry

TOCfEの人感が今までより強くなる(参加した人に)

TOCfEの人って思われるのが嫌なんです。一緒にされるのが嫌なんです。でも、国際認定プログラムで講師をやったらTOCfEの人って思う人が増えると思うんです。
結果、かわらないねw ブートキャンプでスーパーバイザーって立ち位置やってる時点でTOCfEの人って思う人は増えるし、たった一回の国際認定プログラムの講師でブートキャンプよりTOCfEの人って印象を与えるわけがないわけで。

当たり障り無く無難に認定の講師をやることを期待される様になる

国際認定プログラムには共通のテキストブックとスライドがあります。なので、自分で準備するよりも、私が伝えたいことや私らしさを出すのは難しくなる。共通のテキストブックとスライドを使うことで、こいつダメじゃね?な講師と一緒にされるのが嫌だったわけ。TrTの解説のところでこのあたりの努力が垣間見れると思う。
結果から言えば、共通スライドは一切の変更を加えずに「中 大和な研修だった」と感想をもらってます。

TOCfE(特にNPO)に取られる時間が増える

だって、NPOが嫌いなんだもん。 やっても増えてないし、杞憂だったね。
あ、シンポジウムの日に岸良裕司に説教するために早起きしたな。私に授業料を払ってくれないかなぁ。

ツッコミ
  準備で何が起こる。

意味不明w
準備とかのレビューでn(ry


まわりの人にとっていいこと

認定の講師をやったことで起こる(はず)周りの人に取ってわるいこと。

  • 講師の実績を持つ人が増える
  • 講師のあり方のバリエーションが増える
  • 認定参加者の満足度が上がる

もっと色々と思いつ(ry

講師の実績を持つ人が増える

講師を増やすってのがNPOの目標の一つだし、嬉しいことなんじゃないかな。
NPO嫌いな人から見ても、権威好きな人に「講師ですが何か?」とNoって言える人が増えるのはうれしいことなんじゃないかな。

講師のあり方のバリエーションが増える

テキストブックの朗読会ではない国際認定プログラムをやってもいい。
そう思ってくれる人がいたら嬉しいな。

認定参加者の満足度が上がる

「その講師の言葉だから届かない」人や事があると考えてる。だから「私だから言葉が届くけど、他の講師では言葉が届かない受講者や事」の部分が拡がるわけです。逆に、私では届かない受講者や事へのフォローも必要になってくる。このあたりもTrTの解説で垣間見れると思う。


まわりの人にとってわるいこと

認定の講師をやったことで起こる(はず)周りの人に取ってわるいこと。

  • メイドの我が侭が通りやすくなる
  • 講師で異なる雰囲気の差が増える
  • 相性のわるい参加者がTOCfEコミュニティを敬遠する様になる

もっと色(ry

メイドの我が侭が通りやすくなる

国際認定プログラムで講師をやったって実績ができるわけだし、権威好きな人にとっては好ましくないことかと。
そんなもの無くても、2016年渋谷の国際認定プログラムみたいに、トップダウン&少数のスーパーマン依存な運営をひっくり返すとかやってしまうわけですがw

講師で異なる雰囲気の差が増える

これが良いのか悪いのかはわからない。トレーニングとして均一なもの提供することに意味はあると思う。品質がバラバラすぎるのは問題だからね。だからといって均一過ぎて、受講者の多様さに対応できなくてもよろしくない。この葛藤は常に存在する。
でも、ここで言っているのは特異すぎるものが混じったら、みんなは対応しきれる?
ということ。

相性のわるい参加者がTOCfEコミュニティを敬遠する様になる

これは誰が講師をやってに発生するけど、癖が強いと余計に発生するよね、って懸念。そもそも誰がやっても発生するし、色々なスタッフが揃っているからこそフォローもできるんじゃないかな。余計に発生しすぎないように参加者を観察して、過剰な分は押さえようとは思いました。


まとめ

私が考えていた影響はこんな感じでした。前回に引き続き、高望みや綺麗事感がありますね。自分でエイトフレームをやるとエコロジーって結構甘いんですよね。言語化しきれなかったり、日和ったりしてしまう。このあたりに私の独善さ不足を感じます。これが解消できれば、自分の中に感じる歪みもなくなるのかな。

次回予告

次回はリソースだけか、リソース〜最初の一歩まで書きます。どっちになるかは、来週末の気力と体力次第です。それが終わったらATT編突入です。皆さんの感想をまってまーす。

TOCfE国際認定プログラム 2017新橋 #3 どうなれば

はじめに

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図の全体像はこちら エイトフレームアウトカムとATTの全体図

確認

前回の記事で前振りがあった「どうやって目標の達成を実感するか?」です。ここで大事なのは、何となく数値目標や受入基準を定めるのでは無く「私はどう実感するのか?」という問です。

例えば、勉強を頑張っている子供がいたとします。全ての教科で100点を取るという目標を立て、その目標達成したとする。でも、親からは「全ての教科で100点なんて当たり前だ。その程度で喜んでるんじゃない」と怒られる。その子供は自分の目標が達成できた実感できますかね?

実感方法は人によって違う。その子供の目標が本当に全100点であれば帰ってきた答案を見て実感するだろうし、実は親から褒められたくて全100点を目指していたのなら全く実感なんてでないし、他の生徒よりも上に立ちたくて勉強しているのであれば自分だけが全100点である事がわからなければ実感できない。

そんな感じのことを目標に対して書いたのが、図左の2.確認です。

  1. 参加者の考えの前提ひっくり返しや否定を、参加者から感謝され、表現される。
  2. 参加者から「大和が他のツールで認定講師をやるときに、また受けたい」と言われる。
  3. ファシリ/講師から「大和が認定講師をやるときに受けたい」と言われる。
  4. 練度の高い人から、納得したと言われる。

では、それぞれの解説と思い出語り〜〜〜♪ の前に注意を一つ。 一度、8まで書いて書き直した後のモノなので、ハイコンテキストなモノになってます。というわけで、各項目の背景も解説します。しますが、私のしゃべりや文はハイコンテキストだからなぁ。解りづらかったらコメントなり直接聞くなりして下さい。


参加者の考えの前提ひっくり返しや否定を、参加者から感謝され、表現される

TOCfEでもファシリテーションでもコーチングでもNLPでも基本的に"否定する"ことはNGと言われてます。でもね。言われてるだけで、実際はやってるんですよ。だってそうでしょ。思い込みを外しとか、異なる視点とか、事実関係の見直しとか、どこれもそれまでの「自分の真実」をひっくり返す行為なんです。流石に頭ごなしに「あなたは間違っている」ってのはありません!とは言わなかったはず、なかったと信じたい、おぼえてないけどw 受講者は少なくともTOCfEにあるツールを使おう/使っていこうという人達なのだから、思い込みを外し、異なる視点、事実関係の見直しと言った否定行為を行う事から避けられない。当然、講師の立場にある私も同じ。ならば、

拒絶されやすい否定行為すら感謝を表明されたら最高だよね

ってことです。 補足ですが"表現される"は私に伝わるって意味です。 私の表現って、ほんと解りづらいなぁ。

これはどのTOCfE国際認定プログラムでも講師は言われるだろうし、実際言われたし、わざわざ挙げる必要はなかったかなと思う。


参加者から「大和が他のツールで認定講師をやるときに、また受けたい」と言われる。

はい、言葉が足りていません。その前の二日間のどこかで場に居合わせた人ならわかるだろうし、もしくは居合わせた人から聞いている人もいるかもしれない。私と面識のない参加者とは、険悪な雰囲気でした。てゆーか、そうなるようにやってました。「手取り足取り親切丁寧なので、また受けたい」ではない!!

痛いとこつくし、答え言わないし、お客様扱いをしてくれないけど、また受けたい

なのよ!! これを読んでくれている奇特な方達は"ファインマン効果(エフェクト)"って知ってますか?これを避けたかった。ブートキャンプでも"ファインマン効果"を避けることは重要視してます。その場だけ賞賛されたいなら"ファインマン効果"を発動しまくった方がいい。でも、受講者が育つことを考えれば絶対に発動してはいけない。その確認手段がこれなんです。

身について使ってるかどうかは、後々聞けば良いわけだけど、プログラム終了時点での確認方法って事で、ご容赦を。

結局、言われませんでしたTT。でも、私がスーパーバイザーをやってるのを知った上でブートキャンプに参加してくれた人もいるし、まあ、私からの問いや課題に全力で挑んだと言う人はいたので、目標自体は果たせたのかと思ってます。要するに確認方法の設定を誤ったわけだねぇ(言い訳w)。

1日を全力で駆け抜けた

とか

大和が講師をやるときにファシリテーターをやりたい

の方が良かったかな。 後者は言われなかったけどw


ファシリ/講師から「大和が認定講師をやるときに受けたい」と言われる。

これは上の対称が受講者以外にも適用しただけです。これも言われな方ねぇ。
≧(´▽`)≦アハハハ
私の回で良かった的なことは言われたかなぁ。

どうなんでしょう?感想を待ってまーす。


練度の高い人から、納得したと言われる

練度というのはTOCだったり論理的に考える事を指しています。参加者には練度の高い人もいれば低い人もいる。どっちかだけに届いても意味がないんだけども、ここでは高い人を挙げています。練度が低い人はどうでもいいというわけではなく、認定プログラムのアンケートで度々でてくる「説明が支離滅裂」だとか「テキストと言っている事が違う」だとかを発生させたくなかったので、その判断方法として書きました。

練度の低い人を含まない理由はデスネ。一つは、初めて触れるものだからこそ、まずは素直に聞いてしまう人がいる。一つは、筋の通った説明か否かではなく、その受講者にとって都合のいい説明であるかどうかで判断する人もいる。と、コントロールしきれないと思ったところがあるので練度の高い人に絞った判断方法になりました。今思えば"その受講者にとって都合のいい説明であるかどうかで判断する人"を加味したモノを用意してもよかったな。

練度の高い人全員とはいかないけど、同様の表現はされたのでできたってことで。

まとめ

こんな感じで考えていました。ここまで考えて疲れて、当日の確認手順の用意をすっかり忘れてたのは最大の落ち度だったりするw でも、アンケートに仕込む余裕はなかったよあぁ。

まだまだ、高望みというか、綺麗事感というか、ほんとに実感できるの?感がありますね。書いてたときは実感できると思ってたんだけどね。ブラッシュアップが足りなかったみたいです。体力精神力共に、これのブラッシュアップをやる余裕もなかったんだけどさw

次回予告

思いの外、長文になってしまい書き始めたときの予想である"エコロジー"までは全く届きませんでした。次回は"エコロジー"まで行けると思います。"いつどこ誰と実現する"は長くなる要素はないしね。

TOCfE国際認定プログラム 2017新橋 #2 何を求めて講師をやるの?


はじめに

この記事の注意事項はこちら(#1 はじめに)

目標

前回の図の中央と左上に、TOCfE国際認定プログラム 2017新橋の3日目の講師として私が出した目標を描いてあります。

“参加者が考え悩み自分の答えを出さざる負えない場”
として、私がその一日を支配する

この目標は、最初に出した目標ではありません。 最初に出した目標は確かこんな感じでした(上書き更新したので残ってないTT)。

受講者に最高の学びの場を提供する

この目標を文字にしてみて思った事は 気持ち悪い 認定プログラムの講師としては正しいと思うんです。他の講師はどう考えてるか知らないけど、こういう感じのモノは自分で書こうが他人が書こうが、すっきりしない、腑に落ちない、気持ち悪い。 書き始めとしては気持ち悪くてもいい。あくまで書き始めだから赦されること。
取り組むべきは 私に取っての目標 であること。
自分の目標にならなければ、やる気は起きないし、責任を負う気にもならない。単なる他人事。実際、TOCfE ブートキャンプをやっていることもあって、色々な人の目標をみる。その時にもこの気持ち悪さがある。ちなみに「TOCfE ブートキャンプはこれをやるべき」といったご提案を熱弁するスタッフや参加者の言葉やTOCfE関連のエライ人たちの言葉は実際に気持ち悪くなる。

再構成へ向けて

「受講者に最高の学びの場を提供する」をバラして、再構成し、 綺麗事という汚物にまみれた目標 を救い出すために描いてみたのが前回の図の左側の"8フレーム"の部分の初期バージョン。1~7をとりあえず埋めてみて目標(アウトカム)から見直してみて、がすっきりして、腑に落ちて、向かっていけると思える目標

“参加者が考え悩み自分の答えを出さざる負えない場”
として、私がその一日を支配する

になったのが前回の図の内容なわけです。この目標、人によっては独善的でけしからんと思う人もいるだろうけど・・・、私は独善性のない目標は気持ち悪い。独善性を持ちつつ関わる人にメリットが無ければ目標が目標として機能しないと考えてます。なので関わる人のメリットのない独善性は意味がない。
次回から数回の記事は各ステップで何を考えていたか、今何を思うかを書いていきます。

目標が目標であること

TOCfE ブートキャンプのアンビシャスターゲットツリー(目標達成のための図)の回のまとめでこんな話をしています。

認定プログラム3日目の目標をこの3つの観点で説明できるようにするために前回の図の左側を描いたとも言える。いや、そのために描いた。

次回予告

"2.確認"から気力と時間を踏まえていけるとこまで書いてみます。ではではー。

TOCfE国際認定プログラム 2017新橋 #1

はじめに

TOCfE関連に一区切りを付けても良いかなと思い始めたので、まずは2017年秋に行われた国際認定プログラムの3日目(クラウド)の講師として、何を考えていたのかを複数回にわたって書いていきます。 なんで、一区切りかというと、2月3日のTOCfEシンポジウムの朝にNPOに対しての義理を果たしたから。そもそもTOCfEのNPOは好きでは無い。シンポジウム前日に行われたTOCfEコミュニティ未来会議では、7年続くTOCfEブートキャンプのスーパーバイザーとして参加して、ポーランドや韓国から来たゲストに向けて「私はNPOが嫌いだし、○○社(*1)も嫌いだし」と伝えた。その際に事務局長が最後までだんまりだったのがまた気にくわないわけだけどw というわけで、今更義理立ても何もないので、好きに思いを書いていきます。

一応は書く内容には気を使って書くので、ここに書きづらいことはメインのブログの方に多分書きます。 TOC/TOCfE以外のこともここに書くつもりなのでTOC/TOCfEだけを期待しないでね。

*1 TOCfEの日本への導入で中心的な動きをして"た"会社

準備でに描いた物

  • エイトフレームアウトカム
  • アンビシャスターゲットツリー
  • テキスト各ページの移行ツリー

アンビシャスターゲットツリーと移行ツリーはTOCfEにでてくるツールです。最初のエイトフレームアウトカムはTOCfEもTOCも関係なく、NLP(神経言語プログラミング)です。 移行ツリーを除いた全体像はこんな感じです。内容のメンテナンスはしていないので講師の準備を始めた頃の内容になってます。初期のレビュー結果は反映してあります。 これと、テキスト各ページの移行ツリーと、思いついた物を細切れにして、解説&今どう思うかを複数回にわたって書いていきます。 お暇な方はお付き合い下さい。

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文字が潰れてしまったので別の場所に画像を載せました。 こちら

大事なこと

●●長とかC●Oとかの肩書きを持つ方は、何を言われても良いという覚悟を持って肩書きを背負っているはずなので、gdgdと文句を言わないでね♡