TOCfE国際認定プログラム 2017新橋 #8
BGM: Re-Awake
はじめに
この記事の注意事項 * #1 はじめに
図の全体像 * エイトフレームアウトカムとATTの全体図
アンビシャスターゲットツリー編の第3回です。 今回は障害(Obstacles)2回目です。 旅行だったり気が乗らなかったりで、時間が空いてしまいました。 気を取り直して続きを書いていきます。 過去の記事が気になる方は一番下にリンクを置いておいたので、そちらからたどってください。
では、各障害とその理由を見ていきましょう。 スタート!!
障害一覧
その場にいる人達が一体感を持てる場にならない私の個性と相性がわるい人がTOC/TOCfEのコミュニティを敬遠し始める丸一日の講師に体力精神力が保たない可能性がある- 参加者からTOCfEだけの人として認知されてしまう
- 私の言葉や振る舞いでは、説明が伝わり切らない人がいる
- 講師として経験が不足している
- 私が公式テキスト完全準拠のトレーニングの講師経験を持っていない
- 公式テキストの内容を把握しきれていない
- その場で自分をコントロールできない可能性への恐怖
- NPO主催のイベントへ参加することに気が乗らない
- ファシリテーターがfEのツールは論理だと思い込んでいる
- ファシリテーターは参加者がfEに対して肯定的だと信じている
いっぱいある・・・。これだけ気を揉んでいたんだなと思う。
参加者からTOCfEだけの人として認知されてしまう
参加者からTOCfEだけの人として認知されてしまう なぜならば 公式テキストに準拠するとTOC/TOCfEの話のみになる TOCfEの先生として、その場にいる 副作用? ATのポイントが認定PGの場なら
これは前回の”私の個性と相性がわるい人がTOC/TOCfEのコミュニティを敬遠し始める”とおなじ副作用もしくは懸念になっている。避けたいが気になって前に進めないなら障害と言っていい。
「TOCの人」「TOCfEの人」と思われるのは激しく嫌だけれども、そう認知されるのが嫌で動けないわけではない。認知されないようにすればいいだけ。したがって、計画に回避策を入れておく必要はあるけど、ATTに載せるほど大きな障害かというとそうではない。そもそも「TOCやTOCfE自体はどうでもいい」と発言するつもりだったので、障害に描く必要はなかったものだと思う。
私の言葉や振る舞いでは、説明が伝わり切らない人がいる
私の言葉や振る舞いでは、説明が伝わり切らない人がいる なぜならば BCはIT系の参加者が多く、非IT系の人への説明の経験に不足感を感じる でも 非ITの参加者がいるよね なぜならば 大和が提供する雰囲気に不信感を持つ参加者がいる なぜならば BCでも参加者から賛否が割れている 夏の認定でも避けるような振る舞いをする人がいる
前半の”なぜならば”は私と受講者のバックグラウンドの違いによる言葉の違いに起因する伝わらなさ。後半の”なぜならば”は私との人格的相性によるつたわらなさ。
基本的にはテキストブックに乗っ取った言葉で説明するものの、受講者の反応を見て補足説明や言い回しを変えることがある。この時点で、テキストブックの言葉や文章では伝わらない人がいるわけだ。これはその受講者にとっては説明が足りない場合もあるし、表現に馴染みがないゆえに伝わらない場合もある。そこで講師が補足をすることになるが、講師の言葉にもその受講者にとっては説明が足りない場合もあるし、表現に馴染みがないゆえに伝わらない場合もある。こんなことを言い出すとキリがないのだけども乗り越えておかなければならない障害ではある。やっかいなことに受講者だけではなく当日いろいろと協力してもらうことになるファシリテーターも同じことがいえる。私とファシリテーターもあれば、ファシリテーターと受講者もある。さらに言えば運営スタッフも…。これの障害はしっかりと向き合って超えていかなければならないだろう。
そして、後者の人格的相性。相性なのでどうしようもないといえばどうしようもない。けれども何の対策もないのは無謀でしかない。親切丁寧な優等生的な講義は私のやる気が出ないし、肩書振りかざしたり、スーツなんてうわべっつらを取り繕うしか能のない恰好をするつもりもない。とはいえ、肩書やうわべっつらばかりを重要視する受講者・ファシリテーター・運営スタッフがいることは前提しないといけない。この題材の国際認定プログラムより後の話になるが、2018年のシンポジウムでも権威を引っ張り出さないとものも言えない自称権威(笑)をひっぱりだすなんて愚行をやらかす馬鹿がいたりするので身内にも油断はできない。
講師として経験が不足している
講師として経験が不足している なぜならば BCでは運営に専念している BCでの講師は2年位前
正確には「ブランクがある」。東京開催のTOCfEブートキャンプにはスーパーバイザーとして毎回出ているし、講師のレビューや質疑応答などいろいろと人前では話をしている。しているのだが、講師という立ち位置で順を追って話すというのは長いことしていない。話す内容の知識は及第点を超えているとしても、一日通しの講師をやるのにブランクがあるのはやっかい。その場にいたり、フォローするのと、実際にやるのでは大きく違う。TOCfEブートキャンプでも私がやらなくなったことを久しぶりにやると勘が鈍っているのを時間することがよくある。残り期間的にTOCfEブートキャンプで講師をやる機会はないので、何かしらの準備は必要になってくる。
私が公式テキスト完全準拠のトレーニングの講師経験を持っていない
私が公式テキスト完全準拠のトレーニングの講師経験を持っていない なぜならば 自明
”なぜならば”が雑w TOCfEブートキャンプは「考えるという行為を頭ではなく体で覚えろ」というコンセプトでやっている。なので、あえて外している説明の多々ある。理解はしていても話しなれていないことを、受講者が納得できるように話せるのかはやってみないとわからない。わからないからといって無策で本番もまた違う。
公式テキストの内容を把握しきれていない
公式テキストの内容を把握しきれていない なぜならば 受講者以来、全体を通してテキストを読んでいない 認定のファシリで参加したときも全ての時間に参加していない 1日休み 途中外出
先の"私が公式テキスト完全準拠のトレーニングの講師経験を持っていない"は前提なので、同じ内容は省略する。公式のテキストブックは確認の為に参照することがあっても、通して読むことは受講したとき以来なかった。なので忘れていることも多々ある。ブートキャンプの打ち合わせなどで「それってテキストに書いてあるよ」と言える程度に頭には入っているけど、全部な訳は無いし記憶違いもある。また認定にファシリテーターで参加したときは、場作りや運営のフォローなど講義の内容以外にもやることがある。実際は、場作りや運営のフォローをやらない人が多いけどw 加えて京都開催なら1日は何処かに遊びに行くし、東京開催なら1日はコミケに行く。気分転換でもしないとやってられない事が多々起きるのも国際認定プログラムだ。そんな私だけども講師をやる以上はしっかりと把握しておく必要がある。
まとめ というか 後記
インターバルがあると気分的に変わってきますね。今回の記事を書き始めるまでは「書かなきゃ書かなきゃ」と焦っていました。買い始めてみると、今までとは違って気楽にかけました。むしろ、今までよくそこまで神経を張り詰めて書いていたなと思う。今後は今回と同じように気楽にかけるといいな。
今回も前回と同様に障害というより副作用への懸念があります。やっぱり性格なんだろうなぁ。でも、副作用への懸念な障害は減ってきています。次回はもっと減る。私がアンビシャスターゲットツリーを描くときはこの点を注意したほうがいいようです。副作用への懸念ではない障害が複数個出るまでは障害を出し続けたほうがいいですね。私とは逆のパターンの人は副作用への懸念が複数個出てくるまでは障害を出したほうがいいでしょう。
というわけで約4週間ぶりの記事でした。休むって大事だわ。
次回予告
次回も障害です。次回で障害を終わりにしたいな。たぶん、終わる。 ではではー。
これまでの記事
第1部 エイトフレームアウトカム編
第2部 アンビシャスターゲット編